リレンザの画像

リレンザ、名前だけは結構有名ですよね。インフルエンザにかかった時に使う薬、という認識はあると思います。ですが、リレンザは普通の薬のように内服するものではなく吸入するタイプの薬です。その吸入方法のコツやリレンザについて色々とお話していきます。

インフルエンザ治療薬リレンザの吸入のコツ

インフルエンザ治療薬の一つであるリレンザは、吸入タイプの医薬品です。なぜ吸入タイプになっているのかというと、リレンザの有効成分であるザナミビルの経口の場合の生物学的利用能が著しく低く、錠剤やカプセルにしてしまうと効果が殆どあらわれないためです。吸入タイプの医薬品は、薬剤を吸入するのにコツがあり、慣れるまでに多少時間がかかるのが欠点です。コツをおさえたうえで吸入しないと、十分な量の薬剤が体内に入らず、インフルエンザの治療効果が十分にあらわれず、インフルエンザウイルスが死滅して感染症の症状がおさまるまでの期間が長引く可能性があります。吸い込む力が弱いといわれる子どもや高齢者は、特にコツをしっかりとおさえておかなければなりません。リレンザは薬剤が封入されたディスクと専用の吸入器で構成されており、吸入器にディスクをセットした後、本体を立ててディスクの凸部分を破って、吸入口から成分を吸い込んで使用します。まず、凸部分を破る際には本体が垂直になるまで立てる必要があります。中途半端に立てると薬剤が十分に出てこず、吸い込むのに苦労します。吸い込む際には、喫煙者がタバコをのむときのように、本体を水平に立てる必要があります。斜め下になるとうまく薬剤が体内に取り込まれず、斜め上になると一度にたくさん薬剤が体内に入り込むことでむせてしまうことがあるからです。そして、吸い込んだ後は数秒息を止めて、成分を浸透させてからゆっくり息を吐きましょう。また、成人であれば1回分の薬剤は1回吸い込むだけで全量体内に取り込むことができますが、子どもや高齢者の場合は1回だけで全量入らないことも少なくありません。全量取り込むことができたか不安なのであれば、一連の吸入動作を何度か繰り返しましょう。

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